詩歌藩国日報

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zoom RSS お見合いエントリー:伊能 誠人

<<   作成日時 : 2007/07/16 05:10   >>

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プロフィール

名前 伊能 誠人(国民番号:1800353)
年齢 20歳前後
所属国 詩歌藩国
職業 北国人+犬妖精+銃士隊+竜士隊+吏族
趣味 読書、嫉妬団活動

詩歌藩国の吏族の一人。竜士隊の仲間である鈴藤 瑞樹とともに嫉妬団という、他人の恋の邪魔をする団体を結成している。
本人としては自分はいたってノーマルだと思っているのだが、最近回りからゲイ疑惑をかけられている。


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(挨拶代わりの鬼殺し)
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それはある日、伊能が嫉妬団の相棒である鈴藤と、竜士隊の後輩である豊国の3人で昼食を食べていた時の出来事である。

「なぁ鈴藤」

なにやら深刻そうな顔で鈴藤に話しかける伊能。

「っん?どうした伊能??」
「最近、私とお前に関する、ある噂が流れているのを知っているか?」
「オレとお前の噂?」
「あぁ」
「どんな噂なんだ?」

伊能は一息入れて、勿体つけてこう答えた。

「……私とお前が付き合っているという噂だ」
「ぶっ!!」

飲んでいた水を盛大に噴き出す鈴藤。

「誰だよ、そんな噂流したの!」
「私にも解らん。いったい誰が流したのか……」

二人で考え込んでいると、今までだまって食事を続けながら二人のやり取りを聞いていた豊国が口を開いた。

「誰が噂を流したのかは僕も知らないですけど、その噂のもっと詳しい内容なら知ってますよ」
「何っ!まだ続きがあるのか!?」
「どんな内容なんだ!?」

身を乗り出して豊国に詰め寄る二人。

「えとですね、二人が付き合った理由に関してなんですが……」
「ふむ、それで?」
「二人が付き合うことになったのは、伊能さんが鈴藤さんに迫ったからだって話です。それで今、この噂は二人が付き合ってるというよりも伊能さんがゲイだっていう噂に変わってるみたいです」
「……なん……だと……」

その言葉を聞いて絶句する伊能。

「げっ、伊能ってそういう趣味だったのか。オレのことをそんな目で見てたのかよ」
「違う!断じて違う!!」

伊能は必死で否定するがその言葉はあまり意味を持たない。鈴藤は完全にからかいモードに入っている。

「オレはいたってノーマルだから誰か他を当たってくれよ。オレには森さんもいるし。ほらっ、このミルメークなんてどう?結構可愛い顔してるぞ?」
「やめてくださいよ鈴藤さん。僕だって普通に女の子がいいです」
「だから私はゲイじゃないといってるだろう!!」

と、言い争っているところで、一人の女性が食堂に駆け込んできた。詩歌藩国の摂政、星月典子である。星月は食堂を見渡し、伊能達を見つけると、こちらにやってきた。

(SSの途中ですが、お土産のケーキをどうぞ)
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「あっ、いたいた伊能さん」
「だからゲイじゃないと何度いったら……っと星月さん、どうしました?」

無駄な弁明を繰り返していた伊能だったが、星月に呼ばれて振り返った。
3人の席までやってきた星月は立ったままで話を始めた。

「あのですね、今度NW全体で黒オーマとお見合いすることになったんですよ」
「あぁ、そういえばそんな話がでてましたね」
「それでですね、詩歌藩国からは伊能さんにでてもらうことに決定しました!!」
「………は?」
「ですから、伊能さんに黒オーマとのお見合いに出てもらうことになったんですよ!」

これを聞いた鈴藤と豊国は大爆笑。

「伊能よかったじゃん!男とお見合いだってよ!!」
「オーマとお見合いなんて最高じゃないですか!」

などと言いながら笑い転げる二人。そんな二人を睨み付けながらも伊能は星月に訪ねた。

「なぜ男とのお見合いに私が出るなんてことになったんですか?典子さんや花陵さんがでればいいじゃないですか」
「えっ、だって伊能さんってゲイなんですよね?」

満面の笑みで答える星月。この笑みを見て伊能は気がついた。

(まさか、噂を流したのは星月さんか!そしてこれは一時期、魔性の女疑惑でからかっていたことへの報復か!!)

すべてを悟った伊能だったが、今更気づいたところで時既に遅しであった。

「拒否権はないわけですか……」
「はい、もう決まったことですからー」

あくまで笑みを絶やさず星月は答える。

「それじゃ、そういうことでよろしくお願いしますねー。じゃ、私は仕事に戻ります。ではー」
「あっ、ちょっと典子さん!」

呼び止める伊能の声を聞こえない振りをして、星月は仕事場に帰っていった。

「くそっ、全ては星月さんの陰謀か!」

伊能が絶望に打ちひしがれていると、ようやく笑いから立ち直った鈴藤が声をかけてきた。

「まぁまぁ伊能。決まっちゃったもんはしょうがないじゃん。あきらめてお見合いしてこいって」
「………」
「そう落ち込むなって。お見合いって黒オーマとの交渉もかねてるんだろ?だったら仲良くなって交渉してくるだけでもいいじゃんか」
「……それもそうだな。よしっ、何とか頑張ってみることにするよ。ありがとう鈴藤」
「気にすんなって。それにもしかしたらお見合いでホントにそっちに目覚めることもあるかもしれないぞ?」
「それはない!!」
「ははっ、否定する元気が戻ってきただけよしだ。頑張ってこいよ伊能!」
「あぁ!」

こうして伊能は黒オーマとのお見合い(と称する和平交渉の場と伊能は思っている)に臨むこととなった。藩国から用意されたお見合い用の衣装はかなりあれであったが、そんなことはもう気にしない。目指すは黒オーマとの和平である。その決意を胸にお見合い会場に向かうのだった。

(後日、撮影会)
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文:伊能 誠人
絵:竜宮司、花陵、駒地真子

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