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zoom RSS 藩国民SS第一弾『寅ブルパニック』- 葉崎京夜

<<   作成日時 : 2007/01/27 14:15   >>

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『寅ブルパニック』

それは藩国会議終了後の雑談中に起きた惨劇である。

その前に今回の主役を紹介しよう。
寅山 日時期。あごひげが渋いダンディーである。
色々な野望を持っていたが、その全てが破れ虚ろな心を持ったままさまよい歩いていた所を藩国に拾われ、現在はその恩に報いる為に吏族として懸頭刺股している。
この人物無名世界観の多くの男女がそうであるように、黙っていればかっこいい/かわいいと評価される人物像に一致する。
ダンディーであるが、口を開くと面白いことを喋り続ける人物であったのだ。結果面白きゃらとして定着してしまった。
本人曰く、俺、最初クールキャラでいこうと思ったんだよなー…(涙)であるが、無理なものは無理である。そこひどいとか言わない。

いつもの通りテンションを上げまくっている寅山に鎮静剤を打つ等のいつも通りの平和な時間だった。それはそれでひどい話であるが。そう、だったはずである。

会話にうむうむと相槌を打っていた寅山が突然産むと叫び何か。そう何かとしか表現できないものを撒き散らし始めた。

すべすべとして白い卵のようなものがごろごろと会議室に転がり落ちる。

固まる参加者。

卵らしきものに、数秒後ピキピキとひびが入り、中から何かが飛び出した。これではまるで卵である。

反射的に銃を向け引き金を引く竜宮司。この人物引き金が軽く、軽い突っ込み気分で同僚。つまりは寅山に発砲する世間一般では困った人物と判断される人物だが、寅山以外に被害が無いことをいいことに、詩歌藩国では常識的な人物とされ、吏族として藩国の為に日々書類と格闘している。それはそれで、藩国として大丈夫なのかと思わなくも無いが、吏族としては優秀な人物であった。

卵からはみ出て来た何かが一斉に、まるで親を守ろうとする子供のように卵の殻を撒き散らしながら竜宮に飛び掛る。

手馴れた様子でクレイモア地雷を設置する竜宮。起動。念のために言っておくここは会議室である。

辺りに吐き出されたベアリングに吹っ飛ばされる何か達。

次の瞬間、一斉に窓から、開いていたドアから、壁にあいた穴から逃亡する何か。

―寅ブルパニック第一話了―
なお苦情は葉崎京夜までご一報を。

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