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zoom RSS イベント31 法官試験-匠 明楽

<<   作成日時 : 2007/01/26 22:01   >>

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設問1 なぜ法をもて人を管理する必要があるかを答えなさい。
根源的には、多くの人が社会において幸せに暮らすためである。
法の具体的な目的は、第一に侵しては成らない幸福を守るためである。人は自らの幸せのために活動をする自由がある。しかし、自らの幸福のためとはいえ、他人を不幸にしてはならない。そのため、他人を不幸にする行為については予め制限をかける必要がある。法は「何をしてはならないか」を示す規範となる。これにより不当に幸福が侵されるのを防ぎ、または是正しうる。
第二に、紛争の解決である。自らの幸福を追求する際に、他人の幸福を阻害することも少なくはない。その様な幸福同士の競合が起こった際に、どちらを優先すべきか、という公平に答を出す。これにより上記の規範に反しない範囲において他人の幸福を害した場合に対応できる。

設問2 未必の故意とはなにか、答えなさい。
自らの行為の結果を推定しえる状態で、その結果を容認した心理状態のこと。殺人を例に取れば、「殺そう」というのが殺人の故意であり、「これをやったら死ぬかも知れない(推定)。けれど、やってしまおう。(容認)」が未必の故意にあたる。なお通常、推定は一般人において推定されると解されれば十分であり、当事者の重過失により推定されなかった場合なども未必の故意と認定されうる。

設問3 殺人を犯したのに死刑ではなく懲役刑になることが多いのはなぜか、答えなさい。
刑を課す理由は大きく分けて二つある。一つは償いであり、もう一つが社会の安全のためである。
償いという観点から考えると、殺人を償うには死ぬしかないとも考えうる。しかし、生きて償うべきだという考えもありうる。また、殺人に至るまでには色々な事情があり、その事情を勘案した結果、国家が命を奪うほどではない、という結論になることも多い。
社会の安全という見地から考えた場合には、刑罰は「本人の再犯の防止」および「一般人へ見せしめ」の効果が期待される。本人の再犯の禁止であれば、死刑の必要はなく、更生を以って足りる(更生の余地がないとされれば別)。一般人への見せしめであれば、それによって国家が命を奪ってよいかと言う問題が生じる。
以上により、厳格に「殺人を犯したら、その償いのためには死ぬしかない」という立場をとらない限り、死刑にはなりにくい。現在では、上記の理由を複合的に考えているため、死刑にはなりづらく懲役刑となることが多い。

設問4 アイドレス世界での標準的な罰則金の額を答え、増減の仕組みを説明しなさい。
アイドレス世界での標準的な罰則金は-10億である。
(ステージ0、Hello New Game 他多くの場合、ペナルティーの基本は10億である)
http://blog.tendice.jp/200701/article_8.html

動員人数を満たせなかった場合はその割合によって罰則金が変化する。
ex.吏族二人が参加が必要だった場合に一人しか出仕できない→-5億

また、罰則が適用されるケースの場合で自首(ミスの事前申告)が行われた場合、半額の-5億となる。
逆にミスについて揉み消しを図ったり、罰則金を支払うのを拒否した場合、額が増大する。
故意にルールを破った場合には罰則金に収まらないペナルティーが科せられることがある。
これは、「ゲームはプレイヤーの自主性に大きく頼るゲームです。自主性を損なうプレイングや自主性を発揮するに当たっての手間を増大させるプレイングについてはゲームそのものを崩壊させうるとして厳しく罰することを行います。(アイドレス事務局からのお知らせ(不正、ミスのペナルティ)http://blog.tendice.jp/200701/article_106.html)」という価値観に基づく増減であると思われる。

設問5 法を厳しく適用する場合のデメリットと、法の適用を機械ではなく人間が行う意義を答えなさい
現実的に、法は全ての行為を網羅することはできず、罪の要件を類型化したものになってしまう。そのため要件に当てはまったものは全て罰するとすると、個別事象ごとの事情が勘案されず不当な結論を導くこととなってしまう。
なお、多くの事象を区別して判断するために法律を膨大にしていこうとしても限界がある。また法律が時代の流れに取り残された場合において対応ができなくなる危険性が増す。これに対して、法の改正により対応しようとすると、法律が不安定になり、規範性に掛ける上に、立法者の都合の良いものに変えられる危険性が高い。
法の適用を人間が行うのは、柔軟さを求められるからである。上記のように、法律は網羅的では問題があり、大枠を決めて適用を行うこととなる。その際、大枠の要件だけで罪状を決めるのではなく、情状を勘案することが求められる。例えば「殺人は死刑」という法があった場合に、「快楽殺人者」と「娘の仇を殺した父親」は同じ刑で良いのかなどに、適切な答を出せるのは人間だけである。
また、法律の適用は「人を裁く」という側面があり、信頼性からもこれを機械が行うのには問題がある。被告やその周辺の感情を考えると、神がいない限り人を裁けるのは、同じ人間だけであるべきだという事情もあると思われる。


問4は、九音・詩歌さんのものを流用させていただきました。

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